このウミウシについて
体地色は半透明と茶色。
触角は体地色と同色。
触角と背足突起部分は、玉虫色の緑色の色素沈着がある。
マメスナギンチャクをホストとする。
ウミウシ雑学
和名の”ウテン”は、模式産地の宇天という地名から。
種小名の「rieae」は、標本の提供者である中野理枝さんの名前"rie"+"ae"(女性に献名される際につく)
学名の読み方は、バエオリディア・リエアエ。
体地色は半透明と茶色。
触角は体地色と同色。
触角と背足突起部分は、玉虫色の緑色の色素沈着がある。
マメスナギンチャクをホストとする。
和名の”ウテン”は、模式産地の宇天という地名から。
種小名の「rieae」は、標本の提供者である中野理枝さんの名前"rie"+"ae"(女性に献名される際につく)
学名の読み方は、バエオリディア・リエアエ。
水深5m~10mくらいの泥地にあるサンゴ礁で、マメスナギンチャクの周りを丹念に探すと、見つけやすい。
初めてこのウミウシの存在と居場所を教えてもらった時は「こんなウミウシがこんなところにいるのか!」とすごく感動したのを覚えている。
見つけてくださった方には本当に感謝しかない。
教えてもらわなかったら一生辿り着けなかったんじゃないだろうかと思うので、★5つとしたいのだけれども、特定の場所で毎年観察できていることから、★3つとしている。
奄美では1月、5月、12月頃に観察できていることから、年中観察できるのかもしれない。
他の図鑑を見ると、慶良間諸島や鹿児島本土、沖縄本島や串本でも観察例があることから、環境さえあればウミウシはいるようである。
とはいえ、模式産地である宇天で観察するのは、なんだか聖地巡礼のようで感慨深いものがあるので、興味のある方はぜひチャレンジしてほしい。
スキューバダイビングでの観察がおすすめ。
宇天(ビーチ)
・世界のウミウシ
・新版ウミウシ