このウミウシについて
似たウミウシに、クチヒゲツガルウミウシとアカスジツガルウミウシがいる。
クチヒゲツガルウミウシ=口触手の間が暗褐色になる、アカスジツガルウミウシ=指状突起が白い、本種は口触手の間が白色で、指状突起がオレンジ色になることで区別できる。
ウミウシ雑学
種小名の「aurata」はラテン語で「金色の」という意味。
学名の読み方は、トラパニア・アウラタ。
似たウミウシに、クチヒゲツガルウミウシとアカスジツガルウミウシがいる。
クチヒゲツガルウミウシ=口触手の間が暗褐色になる、アカスジツガルウミウシ=指状突起が白い、本種は口触手の間が白色で、指状突起がオレンジ色になることで区別できる。
種小名の「aurata」はラテン語で「金色の」という意味。
学名の読み方は、トラパニア・アウラタ。
水深15m~20mくらいのサンゴ礁域にある、砂地にポツンとあった黒いカイメンの上で観察することができた。
奄美では春先になると、赤や黒のカイメンの上に、本種(Trapania属)が餌とするコケムシがたくさん生えてくるので、見かけたらまんべんなく探すようにすると見つかりやすい。
ただ、餌がなくなると、どんどん移動していくタイプなので、そんなに長い間は見られないように思う。
観察できたポイントは、同じ内湾でも潮あたりが違うのか南方種がよく観察できるため、同じTrapania属で同じ餌を食べているように見えるが、実はそれぞれ好みの環境があるのだろうと推測する。
また毎年観察できるかはわからないので★★★★としておく。
スキューバダイビングでの観察がおすすめ。
立神
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