このウミウシについて
世界のウミウシではツガルウミウシ属の1種19とされ、和名も学名もなく、日本では奄美大島でしか観察例がない種。
海外の論文では本種がTrapania Japonica (和名 ツガルウミウシ) と同種とされるが、おそらく別種とされる。
海外ではフィリピンのアニラオなど南方で本種の観察例があるようである。
ウミウシ雑学
準備中。
世界のウミウシではツガルウミウシ属の1種19とされ、和名も学名もなく、日本では奄美大島でしか観察例がない種。
海外の論文では本種がTrapania Japonica (和名 ツガルウミウシ) と同種とされるが、おそらく別種とされる。
海外ではフィリピンのアニラオなど南方で本種の観察例があるようである。
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たまたま調査で入ったポイントで観察することができた。
水深20mくらいの泥地にある人工物にくっついていたカイメンに生えるコケムシを餌としていると思われる。
「世界のウミウシ」によれば、海外の人は本種を Trapania japonica としているようである。
はじめは、Trapania sp.12かと思ったが、口触手がsp12は茶褐色なのに対し、こちらは体地色と一緒なのが違うようである。
Sp.12は大瀬崎など温帯で観察できるようであるが、目撃例は少ない。
たまたま流れ着いたのかもしれない。こういった出会いがあるからウミウシとの出会いは一期一会だなと日々思う。
20mを超える水深でも見つかることからスキューバダイビングでの観察がおすすめ。
追記:少し深い砂と泥と混ざったような場所に生える細長いカイメンのような固着生物を丁寧に1つずつ見ていくと稀に観察できる。
餌は固着生物上についているコケムシを食べていると思われるが、餌環境が特殊なので他のポイントでは今のところ見たことがない。
ツガルウミウシ系は奄美大島では春~夏にかけて多く観察できるように思うが、本種は秋~冬にも観察できているので台風で飛ばされない限りはしばらくいてくれるのかもしれない。
立神そば(ポイント名なし)
撮影日:2024年03月16日 / 場所:立神そば / 水深:23m / 体長:20mm /
水温:21℃
撮影日:2025年05月13日 / 場所:立神そば / 水深:23m / 体長:4mm /水温:22℃
撮影日:2025年05月13日 / 場所:立神そば / 水深:23m / 体長:8mm /水温:22℃
準備中。