裸鰓目

コイボウミウシ Phyllidiella pustulosa (Cuvier, 1804)

時期
春・夏・秋・冬
レア度

このウミウシについて

触角が黒色であること。
触角がピンクで先が黒い→ツブツブコイボ、さらに縦線が2本→パイペックイボ、さらに不規則な線がある→アミメイボとされていることから、触角がまずは他のイボウミウシとの見分け方に重要視されるようだ。
70mmに達するとされる。

ウミウシ雑学

種小名の「pustulosa」は、ラテン語の形容詞で、「膿疱(のうほう)のある」という意味。
膿疱=イボという考え方なのだと思う。
学名の読み方は、フィリディエラ・プスツロサ。

分類

分類
Order
裸鰓目
Nudibranchia
イボウミウシ科
Phillidiidae
コイボウミウシ属
Phyllidiella

生息環境・探し方のコツ

どこにでもいると言ってもいいくらい、大体のダイビング中に1匹は見かける。
個体数でいえば1番多いウミウシだと思う。
水深5m~30mくらいのサンゴ礁域、岩場などの表面にいることが多い。
オレンジ色のカイメンをおそらく摂食すると思われる。
スキューバダイビングでの観察がおすすめ。

観察しやすいポイント

1

倉崎海岸(ビーチ)

2

バベル(ボート)

References

・世界のウミウシ
・新版 ウミウシ

観察記録

コイボウミウシ Phyllidiella pustulosa (Cuvier, 1804)_奄美大島

撮影日:2024年05月27日 / 場所:ピアテグリ / 水深:5m / 体長:約30mm /水温:24℃

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