このウミウシについて
背面は灰黄色。
触角と二次鰓の周辺に灰白色の斑紋が入る。
触角と鰓は赤みをおびた半透明。
外套膜は外側から、赤色の細線、白い縁取り。
鰓をひらひらと細かく動かす行動が観察される。
ウミウシ雑学
イロウミウシ科のグロソドーリス属(Glossodoris)からメレンゲウミウシ属(Ardeadoris)に移された。
「奄美大島北部海域における後鰓類相の調査報告」にて和名が提唱された。
学名の読み方は、アルデアドーリス・シンメトリカ。
背面は灰黄色。
触角と二次鰓の周辺に灰白色の斑紋が入る。
触角と鰓は赤みをおびた半透明。
外套膜は外側から、赤色の細線、白い縁取り。
鰓をひらひらと細かく動かす行動が観察される。
イロウミウシ科のグロソドーリス属(Glossodoris)からメレンゲウミウシ属(Ardeadoris)に移された。
「奄美大島北部海域における後鰓類相の調査報告」にて和名が提唱された。
学名の読み方は、アルデアドーリス・シンメトリカ。
水深15m~25mくらいのサンゴ礁、岩礁域にある小さな岩陰などをのぞくように探すと稀に見つかる。
毎年観察できているわけではないが、同じポイントの同じ水深で違う年に複数回観察できているため、餌環境があるのだと思われる。
同じメレンゲウミウシ属の中でも、本種は15m~と少し深い水深を好んで生息しているような気がする。
スキューバダイビングでの観察がおすすめ。
バベル(ボート)
倉崎海岸(ビーチ)
・グロッソドーリス・シンメトリクス,小野篤司.(2004).沖縄のウミウシ.
・アカネサスウミウシ(新称),中野理枝, 朝倉知子, 池田紫, 石川雅教, 今本淳, 岩瀬南美, 西田和記, 堀江諒, 山田久子, 渡井久美. 2017. 奄美大島北部海域における後鰓類相の調査報告. Kuroshio Biosphere.
撮影日:2023年5月11日
場所:バベル
水深:24m
体長:25mm
水温:23℃