裸鰓目

シラユキモドキ Verconia subnivalis (Baba, 1987)

時期
レア度
★★★★

このウミウシについて

シロウサギウミウシやシラユキウミウシなどのシラユキウミウシ属(Verconia属)の中で、シラユキモドキは触角が赤色なのに対して2次鰓が白いことが特徴。
触角と2次鰓までしっかりと撮影していることが見分けるコツ。
20mmに達するとされる。

ウミウシ雑学

種小名の「Subnivalis」はラテン語で、"雪の下にある"という意味。
ちなみに、シラユキウミウシの種小名「nivalis」はラテン語で"雪の"という意味なので、学名も和名もモドキっぽいつけ方なのかと想像する。
学名の読み方は、ウェルコニア・サブニバリス。

分類

分類
Order
裸鰓目
Nudibranchia
イロウミウシ科
Chromodorididae
シラユキウミウシ属
Verconia

生息環境・探し方のコツ

水深20mくらいのサンゴ礁域にある砂地と海藻が混ざったような場所で観察することができた。
世界のウミウシによれば、ほとんどの観察例が伊豆などの温帯域であることから、たまたま流れついてここで大きくなったのかもしれない。
違うウミウシを探していたら、たまたま目に入ってきたので、次いつ会えるかわからない★★★★としておく。
スキューバダイビングでの観察がおすすめ。

観察しやすいポイント

1

サンドパラダイス(ボート)

References

・世界のウミウシ
・新版 ウミウシ

観察記録

シラユキモドキ Verconia subnivalis (Baba, 1987)_奄美大島

撮影日:2024年06月06日 / 場所:サンドパラダイス / 水深:21m / 体長:約12mm /水温:22℃

ウミウシ動画

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