フシエラガイ目

チギレフシエラガイ Tomoberthella martensi (Pilsbry, 1896)

時期
春・冬
レア度
★★

このウミウシについて

体地色は白や黄色、紅色など多様で、同じ種とは思えないほどカラーバリエーションが豊富。
色が違うのはおそらく餌が関係していると思われるが謎である。
外套膜は右、左、中央、後と4片に分かれており、刺激を与えると中央部を残し自切する。

ウミウシ雑学

種小名の「martensi」は、おそらく軟体動物学(特に貝類)に多大な貢献をしたドイツの博物学者である、エドゥアルト・フォン・マルテンス(Eduard von Martens, 1831–1904)にちなむと考えられる。 ChatGPT調べ

分類

分類
Order
フシエラガイ目
Pleurobranchida
フシエラガイ科
Pleurobranchoidae
Tomoberthella属
Tomoberthella

生息環境・探し方のコツ

水深5m~18mくらいの内湾サンゴ礁域にある岩場や死サンゴ(ガレ場)の付近を泳いでいる岩の上や岩陰に見つけることができる。
他のフシエラガイ科の種はナイトダイビングでよく観察できるのに対し、本種は日中でもよく見かける。
フシエラガイ類は、ホヤや小動物を摂食するとされるが本種は何を食べているのか不明。たまにカイメンに付着しているのを見かけるので気になるところ。
スキューバダイビングでの観察がおすすめ。

観察しやすいポイント

1

バベル(ボート)

2

倉崎海岸(ビーチ)

3

大仏サンゴ(ボート)

References

・世界のウミウシ
・新版 ウミウシ

観察記録

チギレフシエラガイ Tomoberthella martensi (Pilsbry, 1896)

撮影日:2023年04月23日 / 場所:バベル / 水深:?m / 体長:?mm /水温:22℃

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