頭楯目

クロフチウミコチョウ Siphopteron nigromarginatum Gosliner, 1989

時期
春・冬
レア度
★★

このウミウシについて

似たウミウシに、オレンジウミコチョウがいる。
後部の突起の基部から黒褐色線が伸びるものをオレンジウミコチョウとして、伸びないものはクロフチウミコチョウと見分けている。

ウミウシ雑学

種小名の「nigromarginatum」は、ラテン語に由来していて、黒い縁を持つという意味。
・nigro = 黒い + marginatum = 縁取られた

分類

分類
Order
頭楯目
Cephalaspidea
ウミコチョウ科
Gastropteridae
キマダラウミコチョウ属
Siphopteron

生息環境・探し方のコツ

水深~10mくらいのサンゴ礁域の砂地や砂地にある死サンゴ(ガレ場)の近くを探すと見かけることがある。
たまたま見つけたということが多いが、キマダラウミコチョウ属のウミウシは手のひらより小さいガレが積もったような場所を丹念に探すとよく見かけるように思う。
スキューバダイビングでの観察がおすすめ。

観察しやすいポイント

1

手広海岸(ビーチ)

References

・世界のウミウシ
・新版 ウミウシ

観察記録

クロフチウミコチョウ Siphopteron nigromarginatum Gosliner, 1989

撮影日:2025年01月30日 / 場所:手広海岸 / 水深:4m / 体長:3mm /水温:20℃

ウミウシ動画

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