裸鰓目

ヒオドシウミウシ Sclerodoris rubicunda (Baba, 1949)

時期
レア度
★★★★

このウミウシについて

全体的にオレンジ色で、触角の間に縦の白い帯状の線、鰓の直前に横の白い帯状の線が入るのが特徴。

ウミウシ雑学

属名の「Sclerodoris」は、おそらくラテン語の「sclero(硬い)」と「doris(女神)」から来ており、硬い外皮を持つ生物であることを示唆している。
「rubicunda」はラテン語で「赤い」という意味だとされる。(ChatGPT調べ)
学名の読み方は、スクレロドリス・ルビクンダ。
和名がヒオドシウミウシなのは、元々がヒオドシウミウシ属だったことからだそう。(現在はカザンウミウシ属)

分類

分類
Order
裸鰓目
Nudibranchia
ツヅレウミウシ科
Discodorididae
カザンウミウシ属
Sclerodoris

生息環境・探し方のコツ

水深5m~10mくらいのサンゴ礁にある、転石裏にいるのを観察することができた。
分布は日本だと、伊豆方面から沖縄まで幅広い。
この手のウミウシは転石裏にいることが多いので、日中は転石裏を隠れ家にしているか、転石裏のカイメンを好みとしているのだろうと思う。
おそらく夜行性。
探すには時期と水深をあわせつつ、転石裏をくまなくチェックするしかなさそうである。
奄美では珍しいので★★★★としておく。
スキューバダイビングでの観察がおすすめ。

観察しやすいポイント

1

山本SP(ボート)

References

・世界のウミウシ
・新版 ウミウシ

観察記録

ヒオドシウミウシ Sclerodoris rubicunda_奄美大島

撮影日:2024年04月22日 / 場所:山本SP / 水深:8m / 体長:約20mm?? /水温:23℃

ウミウシ動画

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