時期
春・夏
レア度
★★★

このウミウシについて

ハマサンゴ類をホストとし、中腸腺が透けているため、白色のものもいれば、ピンクっぽいものもいるようだ。
10mmに達するとされる。

ウミウシ雑学

種小名の「minor」はラテン語で「小さい」や「小さな」を意味する。
学名の読み方は、フェスティラ・ミノル。
「日本のウミウシ 中野理枝著」にて和名が提唱される前までは、学名が呼びづらかったので、通称:ミノルくんとして紹介するガイドさんもいたように思う。

分類

分類
Order
枝鰓亜目
Cladobranchia
ヒダミノウミウシ科
Fionidae
シロタエミノウミウシ属
Tenellia

生息環境・探し方のコツ

サンゴ礁域の水深5m~10mくらいにあるハマサンゴ類の近くで観察することができる。
生息環境が限定されているが、毎年のように同じところで同じように観察することができるため珍しくはないようだ。
数メートルのハマサンゴよりも、その周辺に転がるように落ちている、手のひらサイズの小さなハマサンゴの側面で見つかることが多い。
チビミノウミウシとジボガミノウミウシは全く同じ環境で見つけることができる。
スキューバダイビングでの観察がおすすめ。

観察しやすいポイント

1

サンドパラダイス(ボート)

2

バベル(ボート)

References

・世界のウミウシ
・新版 ウミウシ

観察記録

チビミノウミウシ Phestilla minor Rudman, 1981_奄美大島

撮影日:2024年06月10日 / 場所:サンドパラダイス / 水深:5m / 体長:約8mm /水温:23℃

ウミウシ動画

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