裸鰓目

ジボガミノウミウシ Phestilla lugubris (Bergh, 1870)

時期
春・夏
レア度
★★★

このウミウシについて

ハマサンゴ類のPorites sp.をホストにしているとされる。
60mmに達するとされる。

ウミウシ雑学

種小名の「lugubris」はラテン語で「悲しげな」や「嘆きの」を意味するとされる。ChatGPT調べ。
筆者の想像力ではなぜそんな意味のラテン語が用いられたのかわからないところでもある。
学名の読み方は、フェスティラ・ルグブリス。

分類

分類
Order
枝鰓亜目
Cladobranchia
ヒダミノウミウシ科
Fionidae
シロタエミノウミウシ属
Tenellia

生息環境・探し方のコツ

サンゴ礁域の水深5m~10mくらいにあるハマサンゴ類の近くで観察することができる。
生息環境が限定されているが、毎年のように同じところで同じように観察することができるため珍しくはないようだ。
数メートルのハマサンゴよりも、その周辺に転がるように落ちている、手のひらサイズの小さなハマサンゴの側面で見つかることが多い。
白い卵塊がたくさん散りばめられたようにあることが多いので、そうなると見つけやすい。
ジボガミノウミウシとチビミノウミウシは全く同じ環境で見つけることができる。
スキューバダイビングでの観察がおすすめ。

観察しやすいポイント

1

サンドパラダイス(ボート)

2

バベル(ボート)

References

・世界のウミウシ
・新版 ウミウシ

観察記録

ジボガミノウミウシ Phestilla lugubris (Bergh, 1870)_奄美大島

撮影日:2024年06月10日 / 場所:サンドパラダイス / 水深:5m / 体長:約13mm /水温:23℃

ウミウシ動画

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