裸鰓目

マダライロウミウシ Hypselodoris tryoni (Garrett, 1873)

時期
春・冬
レア度

このウミウシについて

外套膜の前縁をひらひらさせながら歩く

ウミウシ雑学

種小名「tryoni」は、おそらく貝類学者 George Washington Tryon Jr. への献名だと推測される。

分類

分類
Order
裸鰓目
Nudibranchia
イロウミウシ科
Chromodorididae
アオウミウシ属
Hypselodoris

生息環境・探し方のコツ

水深~15mくらいのサンゴ礁域にある岩場や斜面沿い、泥地で観察することができる。
ウミウシの生態観察図鑑によれば、ツチイロカイメンやオウシュウカイメン属の1種を食べるとされている。
餌となるカイメンを水中で見分けられると観察できる確率が高くなりそうだ。
よく電車ごっこや後追い行動と呼ばれる、1匹がもう1匹を追尾する姿を見かける。
交接の前段階とも呼ばれているが、必ずしもそうではないらしいのでウミウシの謎行動の1つ。
冬から春にかけてウミウシを探しているとよく出会えるので奄美大島では普通種。
スキューバダイビングでの観察がおすすめ。

観察しやすいポイント

1

バベル(ボート)

2

番屋(ビーチ)

3

倉崎海岸(ビーチ)

References

・世界のウミウシ
・新版 ウミウシ
・ウミウシの生態観察図鑑

観察記録

マダライロウミウシ Hypselodoris tryoni (Garrett, 1873)

撮影日:2023年11月30日 / 場所:番屋 / 水深:?m / 体長:?mm /水温:23℃

ウミウシ動画

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