裸鰓目

センテンイロウミウシ Hypselodoris decorata (Risbec, 1928)

時期
春・冬
レア度

このウミウシについて

似たウミウシに、ニヨリセンテンイロウミウシがいる。
わかりやすい見分け方は、触角に2本の赤色の輪=ニヨリセンテンイロ、3本の赤色の輪=センテンイロ、としている。

ウミウシ雑学

種小名の「decorata」 は、ラテン語由来で、「装飾された」や「飾られた」という意味。

分類

分類
Order
裸鰓目
Nudibranchia
イロウミウシ科
Chromodorididae
アオウミウシ属
Hypselodoris

生息環境・探し方のコツ

水深3m~20mくらいのサンゴ礁域にある砂地や泥地で観察することができる。
ウミウシの生態観察図鑑によれば、ツチイロカイメン属の1種やSmenospongia属の1種を食べるとされているので、餌となるカイメンを水中で見分けられると観察できる確率が高くなる。
冬から春にかけてウミウシを探しているとよく出会えるので奄美大島では普通種。
スキューバダイビングでの観察がおすすめ。

観察しやすいポイント

1

バベル(ボート)

2

倉崎海岸(ビーチ)

3

ピアテグリ(ビーチ)

References

・世界のウミウシ
・新版 ウミウシ

観察記録

センテンイロウミウシ_奄美大島

撮影日:2023年12月03日 / 場所:ピアテグリ / 水深:20m / 体長:10mm /水温:21℃

ウミウシ動画

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