時期
春・夏
レア度
★★

このウミウシについて

コモンウミウシとされていたが、DNAによって別種とされた。
触角と鰓は赤い軸に白い線が入る。

ウミウシ雑学

種小名の「variatus」は、ラテン語で「多様な」「変化に富んだ」という意味。
※学名の「cf.」は「confer(比較せよ)」の略で、「variatus」 とされるが、断定できない近縁種かもしれない」という意味の学術的な保留表現。

分類

分類
Order
裸鰓目
Nudibranchia
イロウミウシ科
Chromodorididae
アデヤカイロウミウシ属
Goniobranchus

生息環境・探し方のコツ

水深5m~30mくらいの内湾サンゴ礁域にある砂と泥が混ざったような場所で観察することができる。
何もないような砂地をよく歩いているところを見かけることが多く、餌となるカイメンを探し歩いているのかもしれない。
狙ってみられるわけではないが、毎年のように複数個体観察できるので★★としておく。
スキューバダイビングでの観察がおすすめ。

観察しやすいポイント

1

バベル(ボート)

2

立神(ボート)

References

・世界のウミウシ
・新版 ウミウシ

観察記録

ミナミコモンウミウシ Goniobranchus cf. variatus (Risbec, 1928)

撮影日:2025年06月24日 / 場所:バベル / 水深:30m / 体長:20mm /水温:28℃

ウミウシ動画

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