裸鰓目

キイロウミウシ Doriprismatica atromarginata (Cuvier, 1804)

時期
春・夏
レア度
★★

このウミウシについて

似たウミウシに、ナンセイキイロウミウシがいる。
ナンセイキイロウミウシは、外套膜の縁取りの外側が黒いことに加えて、内側にさらに黄色が入るとされている。
キイロウミウシは、縁取りが黒いだけで、黄色の縁取りは入らないことで見分けている。
100mmに達するとされる。

ウミウシ雑学

種小名の「atromarginata」はラテン語で、「暗い」や「黒い」を意味する形容詞「ater」(アテル)と、「marginata」(マルジナータ)、「marginatus」(マルジナータス)の女性形の過去分詞である「margo」(マルゴ)、「marginis」(マルギニス)の意味する「縁」から派生しており、「暗い縁」という意味。 ChatGPT調べ。
学名の読み方は、ドリプリズマティカ・アトロマルギナタ。

分類

分類
Order
裸鰓目
Nudibranchia
イロウミウシ科
Chromodorididae
キイロウミウシ属
Doriprismatica

生息環境・探し方のコツ

水深5m~25mくらいのサンゴ礁域、砂地に面した岩場や海藻まわりなどでたまに見かけることがある。
カイメンを食べるとされているので、岩場や海藻などの周辺にある小さなカイメンを探しているところを観察できているだけだと思う。
毎年のように見かけてはいるが、奄美大島ではそんなに個体数が多くないような気がする。
スキューバダイビングでの観察がおすすめ。

観察しやすいポイント

1

倉崎海岸(ビーチ)

2

サンドパラダイス(ボート)

References

・世界のウミウシ
・新版 ウミウシ

観察記録

キイロウミウシ Doriprismatica atromarginata (Cuvier, 1804)_奄美大島

撮影日:2024年06月10日 / 場所:サンドパラダイス / 水深:26m / 体長:約30mm /水温:23℃

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