裸鰓目

サフランイロウミウシ Diversidoris crocea (Rudman, 1986)

時期
春・夏
レア度
★★★★

このウミウシについて

50mmに達する。
シラユキウミウシ属(Verconia)からフチナミイロウミウシ属(Diversdoris)へと移った。

ウミウシ雑学

種小名の「crocea」は、ラテン語で「黄色い」という意味。
和名の由来は、植物サフランのめしべの色から。
学名の読み方は、ディバーシドリス・クロケア。

分類

分類
Order
裸鰓目
Nudibranchia
イロウミウシ科
Chromodorididae
フチナミイロウミウシ属
Deverdoris

生息環境・探し方のコツ

水深20mくらいのサンゴ礁域にある海藻がたくさん生えているエリアで、褐藻ウスユキウチワの上に乗っているところを観察することができた。
カイメンを餌とすると思われるので、偶然そこに乗っていたのだろう。
以前は水深10mくらいの砂地にある岩の上で観察したこともあるので、生息環境と時期さえ合えば毎年のように観察できるのかもしれない。
奄美大島では2~3年に1度は見かける程度なので、★★★★としておく。
スキューバダイビングでの観察がおすすめ。

観察しやすいポイント

1

サンドパラダイス(ボート)

References

・世界のウミウシ
・新版 ウミウシ

観察記録

サフランイロウミウシ Diversidoris crocea (Rudman, 1986)_奄美大島

撮影日:2024年06月20日 / 場所:サンドパラダイス / 水深:20m / 体長:約10mm /水温:26℃

ウミウシ動画

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