裸鰓目

カメキオトメウミウシ Dermatobranchus primus Baba, 1976

時期
春・冬
レア度
★★

このウミウシについて

似たウミウシにジャノメウミウシとサギリオトメウミウシがいる。
ジャノメウミウシ→触角の先端がオレンジ色にならない、サギリオトメウミウシ→口幕がオレンジ色、で見分けることができる。
10mmに達するとされる。

ウミウシ雑学

種小名の「primus」ははラテン語で「最初の」や「第一の」を意味する。
日本からのみ観察例があり、記載論文は1976年であることから、オトメウミウシ類で1番最初に記載された種なのかもしれない。
学名の読み方は、デルマトブランカス・プリムス。

分類

分類
Order
枝鰓亜目
Cladobranchia
タテジマウミウシ科
Arminidae
オトメウミウシ属
Dermatobranchus

生息環境・探し方のコツ

水深5m~10mくらいの泥地を眺めるようにゆっくり泳ぐと見つかることが多い。
泥地でも特定のポイントでのみ複数個体観察できるのは、おそらく餌の可能性があるソフトコーラルが豊富なためかと思われる。
餌はハナビラミノウミウシ類が接触するヤギ類(名称不明)と同じ気がする。
スキューバダイビングでの観察がおすすめ。

観察しやすいポイント

1

番屋(ビーチ)

References

・世界のウミウシ
・新版 ウミウシ
・Two new species and five common or rare species of the genus Dermatobranchus from Japan (記載論文)

観察記録

カメキオトメウミウシ Dermatobranchus primus Baba, 1976_奄美大島

撮影日:2024年05月16日 / 場所:番屋 / 水深:??m / 体長:約10mm?? /水温:23℃

ウミウシ動画

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