裸鰓目

レンゲウミウシ Mexichromis multituberculata (Baba, 1953)

時期
春・夏・冬
レア度
★★

このウミウシについて

似たウミウシにクリヤイロウイウシがいる。
縁取りの色がクリヤイロ(黄色)に対してレンゲはオレンジ色であること、縁取りのオレンジ色がときどき断絶していることで見分けている。

ウミウシ雑学

和名は、Baba, K. 1953. Three new species and two new records of the genus Glossodoris from Japan. Publications of the Seto Marine Biological Laboratory 3(2):205-211. にて提唱された。
種小名「multituberculata」は、ラテン語の以下の単語に由来しているとされ、「多数の小さな突起を持つ」という意味。
・multi-=多い、複数の
・tuberculata=小さな突起(tubercle, 結節)がある

分類

分類
Order
裸鰓目
Nudibranchia
イロウミウシ科
Chromodorididae
レンゲウミウシ属
Mexichromis

生息環境・探し方のコツ

水深~10mくらいのサンゴ礁域にある内湾泥地ポイントで観察することができた。
他にも泥地にあるガレ場などでたまに見かけることがある。
毎年見かけるが個体数は少ないように思う。
スキューバダイビングでの観察がおすすめ。

観察しやすいポイント

1

ピアテグリ(ビーチ)

2

番屋(ビーチ)

References

・世界のウミウシ
・新版 ウミウシ
・THREE NEW SPECIES AND TWO NEW RECORDS OF THE GENUS GLOSSODORIS FROM JAPAN

観察記録

レンゲウミウシ Mexichromis multituberculata (Baba, 1953)

撮影日:2024年07月26日 / 場所:番屋 / 水深:10m / 体長:?mm /水温:29℃ *カイメンを摂食中?

ウミウシ動画

準備中。