裸鰓目

シライトウミウシ Chromodoris magnifica (Quoy & Gaimard, 1832)

時期
春・冬
レア度

このウミウシについて

似たウミウシがたくさんいる。
オレンジ、白の背面に、黒の時折乱れた線で本種を見分けている。
特に似ているのは、タイヘイヨウイロウミウシで、本種は背面が白色→橙黄色とはじまるのに対し、タイヘイヨウイロは外側が橙黄色→白色となる。
奄美ではシライトウミウシ100匹に対してタイヘイヨウイロウミウシ1匹見るかな?という程度なので、「なんだまたシライトかよ」なんて思わずに毎回チェックするといいことあるかも。

ウミウシ雑学

種小名「magnificaは、ラテン語の「magnificus(意味:「壮麗な」「華麗な」「見事な」)に由来するとされる。

分類

分類
Order
裸鰓目
Nudibranchia
イロウミウシ科
Chromodorididae
ミスジアオイロウミウシ属
Chromodoris

生息環境・探し方のコツ

水深~15mくらいのサンゴ礁域内湾にある泥地のポイントで、岩の上などを歩いているのをよく観察できる。
探すというよりは、冬になると「あ、今年もまた会いましたね」というくらいその辺にふらっとあらわれる。
ウミウシを探して泳いでいると比較的目に入りやすく、個体数も多いので、慣れてくるとスルーしがち。
スキューバダイビングでの観察がおすすめ。

観察しやすいポイント

1

ピアテグリ(ビーチ)

2

番屋(ビーチ)

References

・世界のウミウシ
・新版 ウミウシ
・ウミウシの生態観察図鑑

観察記録

シライトウミウシ Chromodoris magnifica (Quoy & Gaimard, 1832)

撮影日:2023年11月30日 / 場所:番屋 / 水深:?m / 体長:?mm /水温:23℃

ウミウシ動画

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