裸鰓目

ウチナミシラヒメウミウシ Goniobranchus rubrocornutus (Rudman, 1985)

時期
春・冬
レア度
★★

このウミウシについて

ハスイロウミウシやミナミシラヒメウミウシなど似ている種が多い。
触角と2次鰓の色が薄紫で、外套膜が外側から橙色→赤褐色→白色の縁取りであることと、縁が波打つようなのが特徴。
外套膜の波のような形と他の似ているウミウシよりも小さい(10mmとか)ことで見分けている。

ウミウシ雑学

種小名「rubrocornutus」は、ラテン語に由来し、「赤い角のある」という意味。
・「rubro-」:ラテン語の「ruber(赤)」を基にした接頭辞で、「赤い」を意味
・「cornutus」:ラテン語で「角がある」「角状の」という意味

分類

分類
Order
裸鰓目
Nudibranchia
イロウミウシ科
Chromodorididae
アデヤカイロウミウシ属
Goniobranchus

生息環境・探し方のコツ

水深~10mくらいの潮通しのいい泥地にある人工物(支柱)周編のカイメンにくっついているところをたまに見かける。
日中よりもナイトダイビングでの目撃回数が多いように思うので、かなり暗い場所が好みのようだ。
世界のウミウシによると、沖縄本島以南で観察されている南方種。
スキューバダイビングでの観察がおすすめ。

観察しやすいポイント

1

番屋(ビーチ)

References

・世界のウミウシ
・新版 ウミウシ
・ウミウシの生態観察図鑑

観察記録

ウチナミシラヒメウミウシ Goniobranchus rubrocornutus (Rudman, 1985)

撮影日:2024年07月07日 / 場所:番屋(ナイト) / 水深:6m / 体長:約10mm?? /水温:28℃

ウミウシ動画

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