裸鰓目

ホンクロシタナシウミウシ Dendrodoris nigra (Stimpson, 1855)

時期
春・秋・冬
レア度
★★

このウミウシについて

似た種として、クロシタナシウミウシとホンクロシタナシウミウシがいる。
ホンクロシタナシウミウシの方は、背面に白色細点が散らばっていることがある、鰓がカップ状であることで見分けられるらしい。(クロシタナシは鰓が樹状)
80mmに達するとされる。

ウミウシ雑学

種小名の「nigra」は、ラテン語で「黒い」や「暗い色」を意味する。

分類

分類
Order
裸鰓目
Nudibranchia
クロシタナシウミウシ科
Dendorodorididae
クロシタナシウミウシ属
Dendrodoris

生息環境・探し方のコツ

水深~5mくらいのサンゴ礁域の極浅場で見つけることができる。
今回は日中に水深3mで観察できたが、夜にダイビングや磯探しをしていると転石下から見つかることが多い印象。
探すならナイトダイビングか転石が多いような場所で転石裏をくまなくみていくのがいいかもしれない。
スキューバダイビングや磯探しでの観察がおすすめ。

観察しやすいポイント

1

あやまる岬(ビーチ)

References

・世界のウミウシ
・新版 ウミウシ
・ウミウシの生態観察図鑑

観察記録

ホンクロシタナシウミウシ Dendrodoris nigra (Stimpson, 1855)

撮影日:2025年01月20日 / 場所:久場 / 水深:3m / 体長:約25mm /水温:20℃

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