このウミウシについて
大きさは10mm~20mmほど。
背側突起を白い体毛のようなものが覆っているのでわかりやすい。
ウミウシ雑学
種小名の「vermiformis」は、ラテン語で「worm-shaped(ミミズのような形状を持つ)」を意味する。
学名の読み方は、ロマノトゥス・ヴェルミフォルミス。
和名がつく以前は、ロマノータスと属名で呼ばれていたが、「奄美大島北部海域における後鰓類相の調査報告」にて"ゼンチュウウミウシ"と提唱、その後、「日本のウミウシ」では"ナガムシウミウシ(改称)" としている。
ともにウミウシ博士の中野理枝さんが提唱しているが、改称された理由は不明。
個人的にはゼンチュウウミウシとして紹介している。